任意整理 デメリット

任意整理 どうしたらいい

任意整理とは説明します

債務整理する方の中で、任意整理を選ぶ方が一番多いのです。

ほかの債務整理方法とは違い、任意整理は裁判所がかかわること無く、コチラ側と金融機関などの債権者が直接交渉する解決方法です。
なので、裁判所などに記録が残らないため、公式な機関がまとめた正確な数字はありませんが、債務整理全体の7〜8割が任意整理と言われています。

 

まだいくらかでも返済していける能力がある、また、返せるだけは返済していきたい、という人に選ばれる任意整理。
借りている債務者にとって、借入れている残高を大きく減額できるメリット、さらに過払い金が発生していれば同時に返還請求もでき、さらに減額が期待できるもの。
長期間返済し続けてきた人にとっては、借金がなくなりさらに現金が手元に戻ってくる、というミラクルが起きる可能性もあり、それが任意整理する人を増加させている要因のひとつです。
もちろん債権者である金融会社にとっても自己破産されるよりも幾ばくかの返済が期待できるメリットがあるといえます。

 

任意整理に向けた交渉、それに過払い金返還請求といった一連の手続きは、原則としてわたしたち個人レベルでも可能です。
有資格者でなければ手続きできないなどの法的な決まり事は無いのです。
ただし、それらの手続きは手間と時間、知識を必要とします。

 

相手の債権者はその道のプロであり、手続きそのものは彼らとの「交渉」であり、債権者が首を立てに振らないと成立しません。
シロウトの我々が個人で相談を持ちかけると、債権者にはこちらの都合のいいような内容の交渉に応ずる義務はありませんから正直な所、軽くあしらわれてしまうことが多いのです。
なので現在ではほとんどの人が専門家である弁護士、あるいは司法書士に依頼して、私たちの代理人として業者との交渉にあたってもらっているのです。

 

 

 

任意整理の具体的なデメリットとは

債務整理の大部分を占めている任意整理ですが、借金を減らせるというメリットがあれば当然デメリットもあります。
自己破産などと比較した場合は比較的少ないデメリットではありますがいくつか不便に感じることがあるかもしれません。

 

デメリット1

だいたい5年間くらいは、信用情報機関のいわゆる「ブラックリスト」に記録されます。
その間は、新規の借入、クレジット、ローンの利用などができません。
この5年間というのは、法律で期間が決められているわけではありませんし、明文化された規約が存在するわけでもないので、あくまで業者側の判断であり、だいたいの目安となっています。

気をつけて欲しいのが、一連の任意整理が完了してから、つまり借金を全部返し終えてから、その後、5年間ということ。
たとえば任意整理して、減額して残った借金を3年間で返済し終わったとして、その後5年間はブラックリストに残りますから、トータルで向こう8年間はローンなどの利用ができません。
これを長いと感じるか、それで済むなら良しとするかは、個人の判断となります。
自己破産すると、今ある借金が全額免除となりますが、任意整理して、数年かけ借金を返し終えるよりも、自己破産を選び借金をゼロにしてしまうのもひとつの選択といえます。

 

デメリット2

自己破産や個人再生は裁判所を介して、いわば強制的に一部、または全部の債務を免除させるものです。
それに対して任意整理は、あくまでも債権者(消費者金融などの貸金業者)との交渉によって借金の減免を依頼するものです。
なので、過払い金が発生していなかった場合など、希望通りに借金の減額ができない場合もあります。
自己破産や個人再生と比較した場合、借金の大きな減免効果は期待できないといえます。

このように任意整理では思ったほどの減免額にならないこともあります。
返済できないと悩んだあげくに債務整理。しかし交渉して引き直し計算しても、結局返済するには大きすぎる額が残った、ということも少なくありません。
上記の「デメリット1」の補足にも書きましたが、任意整理後、何年もかけて残った借金を返済することを考えた時に、思い切って自己破産し一気に債務をクリアにしてしまうのもありだと思います。
その後はしっかり生活を立て直して、クレジット、ローンを使えない分、もう借金はありませんから、せっせと貯金して出費が必要な時に備えることも良い選択といえます。
なんだか、自己破産をおすすめしているようになってしまいましたが、弁護士、司法書士に相談して、あなたの債務金額と収入、支出のバランスによって最適な方法を決めるのがベストでしょうね。

 

デメリット3

最近は、任意整理の交渉に応じない貸金業者が増えている傾向があります。
しかし、コマーシャルなどで一般的な知名度が高い消費者金融、信販会社などは、ほとんど心配はありません。

さらに債務整理の専門の弁護士などが介入していれば、ほぼ交渉には応じてもらえますし、話し合いが難航した場合でも次善の策を提供してもらえるので安心です。

債務整理が分かるトップページへ戻る債務整理についてはこちらのトップページをご確認ください。あなたの借金返済状況に応じてケースバイケースでの対処法、どうしても返せなくなった時にどうしたら良いのかを紹介しています。